今週も引き続き「中山・阪神」の2場開催。
秋とはまだ言い難いような暑さも続きますが、季節はいよいよ秋のGIシリーズへと突入していきます。まずは今週、電撃の6ハロン戦・
スプリンターズS(GI・中山・芝1200m)が中山競馬場でスタートします。
今年は、昨年の勝ち馬
ジャンダルム、今年の
高松宮記念勝馬
ファストフォースは不在。出走メンバーは短距離の既存勢力と、ここから伸びてくるだろう4歳以下の新興勢力の戦いになりそうです。とはいえ、近2年は1番人気馬が馬券圏外になって波乱気味の傾向に。今年はどんな結果が待ち受けているのでしょうか。
それでは出走予定のメンバーを確認しておきましょう。
まずは、今年の
高松宮記念2着、前走でもGIII
キーンランドCを勝っている
ナムラクレア(牝4・栗東・
長谷川浩大厩舎)。重い馬場でも乾いた馬場でも走るタイプで、死角は少ない安定型タイプ。昨年5着からの巻き返しとなるでしょうか。
対するは、同じ4歳勢から
ママコチャ(牝4・栗東・
池江泰寿厩舎)。ご存知
ソダシの妹で、この馬もマイル以下の距離で安定した成績を収めているタイプ。GIは初出走となりますが、スピードでは引けを取りません。同4歳から牡馬の
アグリ(牡4・栗東・安田隆行厩舎)は今年の
高松宮記念では7着ながら、前走GII
セントウルSでも2着と短距離向きのスピードがあるところを見せています。
ほかにもGIII・
CBC賞とGIII・
北九州記念を連勝している
ジャスパークローネ(牡4・栗東・
森秀行厩舎)。芝1200m戦では6戦連続で1番人気になっている
マッドクール(牡4・栗東・
池添学厩舎)。さらには2年前の
スプリンターズS勝馬
ピクシーナイト(牡5・栗東・
音無秀孝厩舎)、昨年2着
ウインマーベル(牡4・美浦・
深山雅史厩舎)、同3着
ナランフレグ(牡7・美浦・
宗像義忠厩舎)なども出走。混戦といえる好メンバーが揃いました。
こんな難解レースでこそチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』です。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツール。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップする馬券作戦の心強い味方です!
それでは9月29日(金)に出た『
スプリンターズS』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。
まずは人気トップが予想される
ナムラクレアは偏差値75で堂々の1位となりました。いつも安定的に偏差値70台を出すタイプ。調子に関しては問題はなさそうです。
対するは現在2番人気が予想される
ママコチャも、偏差値75での2位でした。ここまで70ちょっとの数値が多かった馬ですが、今回の75は過去最高値。期待できそうです。
次いで、3番人気になりそうな
アグリは偏差値73での5位となっています。この馬にとって偏差値73は4走前の
阪急杯を勝った時と同値。人気上位勢は揃って良い偏差値を叩き出しています。
偏差値上位はいずれも人気上位勢。人気薄の一気上昇タイプは少ないですが、上昇度1位にはかなりの人気薄が台頭しています。穴を開けるのはこのタイプなのかも…。気になる方は是非チェックしてみてください。
さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。
なお日曜日・阪神11R・
ポートアイランドS(L・芝1600m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。
※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。