10月1日の阪神5R・2歳新馬戦(芝2000メートル=9頭立て)は、
カズゴルティス(牡、栗東・
杉山晴紀厩舎、父
アルアイン)が、先行策から
ガルデルクラージュ(
ミルコ・デムーロ騎手)の追い上げを首差でしのいだ。勝ち時計は2分2秒1(稍重)。
着差はわずか首だが、力を示した。ゴール前、
ガルデルクラージュが馬体を寄せてくると、もう一度伸び返した。「けいこに乗って感触はつかめていた。ゲートを出たら、自分のペースで行こうと思っていました。2角で物見をしてハミが抜けたのがよかった」と、手綱を執った
和田竜二騎手のプラン通り、小気味のいい先行策に。最後も踏ん張りきった。
「それなりにセンスのあるレースをしてくれると思っていた。まだ遊びながら走っていますが、余力の残っているなかでいい競馬をしてくれた」と杉山晴調教師。王道と言える芝2000メートルで飾った初陣に手応えを感じてた。
スポーツ報知