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京都大賞典・G2」(9日、京都)
主役を担うのは連覇を狙う
ヴェラアズールだ。1週前追い切りは、栗東CWで6F84秒2-11秒5をマーク。目標は先だが、好仕上がりで秋初戦を迎えられそうだ。昨年はここを
ステップに
ジャパンCも制してG1ウイナーの仲間入りを果たした。G2なら地力は1枚上。重賞3勝目を手にして、大一番へ向かう構えだ。
宝塚記念5着以来の復帰戦に臨む
ディープボンド。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F81秒1-11秒6を記録し、3馬身半先着。大久保師は「動きも悪くなかった。順調に来ています」と調整過程に満足げ。悲願のG1制覇へ向け、V発進で弾みをつける。
目黒記念で待望の重賞初制覇を決めた
ヒートオンビート。中団のインで脚をため、直線で狭いスペースをこじ開けて抜け出すと、ゴール寸前で逃げ粘る(2)着馬をきっちりとらえ切った。母は11年
桜花賞馬
マルセリーナ。本格化を遂げた遅咲きの良血馬が、G2連勝といく。
マーメイドSで初の重賞タイトルを手にした
ビッグリボン。中団追走から手応え良く先頭に立つと、外から迫る2着馬との追い比べを制してゴールに飛び込んだ。全兄に17年
菊花賞馬
キセキを持つ血統馬が、素質開花の時を迎えた。牡馬相手にどこまで通用するのか。昨年の2着馬で重賞3勝の実績馬
ボッケリーニも、昨年のリベンジに向けて虎視たんたんと牙を研ぐ。
提供:デイリースポーツ