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凱旋門賞・仏G1」(1日、パリロンシャン)
地元フランスのエースが、その名に恥じない衝撃の走りを見せつけた。レースを制したのは今年の仏ダービー馬
エースインパクト。道中はほぼ最後方の位置取り。
それでも慌てることはなく、直線で外に持ち出されると強烈な瞬発力でラ
イバル勢をのみ込んだ。これで6戦6勝。13年
トレヴ以来となる無敗の
凱旋門賞馬が誕生した。
殊勲のC・デムーロは「とても
リラックスしていたし、この馬はボタンを押したらすぐに
テイクオフ(離陸)してくれるんだ」と自身2度目の歓喜を振り返った。
また、管理するルジェ師は「いつもと同じ戦術で、いつもと同じように勝ちました。並み外れた馬だ。言葉を失ったよ。彼の独壇場だったね」と愛馬の強さに脱帽といった様子だった。
提供:デイリースポーツ