現地時間10月1日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞(3歳上牡牝・仏G1・芝2400m)。日本からは
スルーセブンシーズ(牝5、美浦・
尾関知人厩舎)が参戦し、世界の強豪相手に4着と健闘した。
世界最高峰のレースとして名高い
凱旋門賞だが、その総賞金は500万ユーロ(日本円で7億323万5000円)。1着賞金は285万7000ユーロ(日本円で4億182万8479円)にのぼる。
4着の
スルーセブンシーズは28万5500ユーロを獲得。これは日本円に換算すると4015万4718円で、国内GIIIの1着賞金とほぼ同額にあたる。同日に行われた
スプリンターズSの4着賞金は2600万円で、今月末に行われる
天皇賞(秋)の4着賞金は3300万円。日本のGIレースに比べて高い賞金を獲得したことになる。日本競馬界の悲願達成へ、GI未勝利ながらたった1頭で海を越えた本馬の挑戦に拍手を送りたい。
※海外レースでの賞金は年始にフランスギャロが更新するレートで
JRAが換算。今年は1ユーロ=140.647円