東京新聞杯を制した
ウインカーネリアン(牡6、美浦・
鹿戸雄一厩舎)が、
毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)で重賞3勝目を狙う。
ウインカーネリアンは
父スクリーンヒーロー、
母コスモクリスタル、母の
父マイネルラヴの血統。ここまで22戦8勝。一昨年以降はマイル戦に専念し、昨春から
谷川岳S、
米子Sとリステッドを連勝。続く
関屋記念で重賞初制覇を果たした。
その後、GI初挑戦の
マイルCSは12着に大敗したが、
東京新聞杯で2つ目の重賞タイトルを獲得。今春はゴドルフィンマイルが6着、
安田記念が8着だったが、一線級相手でも大きく崩れなかった点は評価できる。
今回は20年12月の
常総S(4着)以来、2年10カ月ぶりの1800mが大きなポイントだろう。ただ、距離実績を見ると[3-1-0-2]の勝率50%だから、決して長過ぎるイメージはない。
安田記念で先着を許した
ソングラインと
シュネルマイスターを相手に、前々からどれだけ粘れるか。開幕週の馬場を生かした押し切りがあっても、決して不思議はない。