「サウジアラビアRC・G3」(7日、東京)
軽々と超抜時計をたたき出すあたり、やはりただ者ではない。6月の新馬戦V以来となる
ボンドガールは4日、石川(レースは川田)を背に美浦Wを単走。馬なりで、水曜(6F)一番時計となる80秒8-37秒7-11秒5をマークした。
手塚師は「“単走で気持ち良く”のイメージ。余力があったし、動きも良く見えたね」とうなずく。1週前には新たにコンビを組む川田が美浦に駆け付け、感触を確かめた。指揮官は「折り合いの難しさなどを確認してもらった。課題をクリアして競馬に向かえたら」と修正に努める。
紅一点の存在ながらも注目度はピカイチ。「道中で折り合えれば初戦みたいな脚(上がり3F33秒0)は使えると思う。今後を占う意味でも、ここでいい競馬をしてほしい」。新女王の物語が始まろうとしている。
提供:デイリースポーツ