史上7頭目の牝馬3冠が懸かる
リバティアイランド(牝3=中内田)が
秋華賞(15日、京都)の1週前追い切りを行った。
川田を背に開門直後のCWコースへ。
メイショウクーガー(3歳1勝クラス)、
ロックユー(5歳障害オープン)の2頭が大きくリードする形。直線半ばで強めに追われると一気にギアを上げた。ラスト2F10秒9→11秒0。合計2F「21秒9」はそうそう見ることのない超抜時計。全体タイムも6F81秒5にまとめてフィニッシュした。
片山助手は「予定通りです。時計は出る馬ですからね。びっくりするくらいの時計が出るので、ああいう数字になるけど、いつも通り。1週前にしてはいい数字であり、いい雰囲気であり、いい
テンションにあると思います」と報告した。
夏休みを経て、馬体重は前走・
オークス時の466キロから約50キロ増えた。5日の段階では490キロ台。「絞ることを考えてやってきましたし、首も胴も伸びていますね。成長分があって、幅も出ていると思います」とひと夏を越えての
パワーアップを感じ取っていた。3冠ストーリー完結へ向けて、時間は刻々と迫ってくる。「京都の内回りにうまく対応できるように、
テンションとコントロールの部分を調整していきたい」。
ビクトリーロードへ、一点の曇りもない。
スポニチ