「
京都大賞典・G2」(9日、京都)
22年の覇者
ヴェラアズールは5日、角馬場でじっくりと体をほぐしてから栗東坂路へ。終始馬なりに徹したが、松山を背に力強いフットワークを繰り出し、4F53秒7-39秒1-12秒6をマークした。感触を確かめた鞍上は「坂路で乗るのが初めてだったので比較は難しいですが、リズム良くいい動きでした」と手応えを伝えた。
今回は
宝塚記念8着以来、約3カ月半の休み明け。樫原助手は「少し重めの感じ」と話すが、「動き自体は(以前と)変わらないので、このひと追いで変われば。京都コースはいいと思いますし、楽しみですよ」と好勝負を見据えている。いざ、巻き返しの秋へ。22年はここから中距離王道路線で頂点へと羽ばたいた。まずは
ジャパンC以来の美酒に酔うか。
提供:デイリースポーツ