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【盛岡・南部杯注目馬】GI/JpnI馬が4頭出走 豪華メンバーで争われる秋のダートマイル王決定戦

  • 2023年10月08日(日) 19時00分
 10月9日(月)に盛岡競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ南部杯(3歳上・JpnI・ダ1600m)。秋のダートマイル王者決定戦であると同時に“Road to JBC”にも指定されており、JBCスプリントJBCクラシックへの前哨戦でもある。

 今年はGI/JpnI馬が4頭出走。連覇を狙う昨年覇者やクラシックホース、地方初見参の馬など多彩な顔ぶれとなった。発走予定日時は9日(月)の18時15分。主な出走予定馬は以下の通り。

カフェファラオ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)

 昨年の南部杯は不良馬場で前有利の流れをきっちり差し切りGI級競走3勝目。地方ではJDD7着、かしわ記念5着と力を出せていない印象だったが、最も得意な左回りのワンターンで結果を残した。主戦だった福永祐一騎手の調教師転身にともない、今年は地元の高松亮騎手と初タッグ。岩手リーディング2位の名手に導かれ連覇なるか。

ジオグリフ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)

 昨年の皐月賞では、後のGI・4勝馬イクイノックスを破って戴冠。その後も芝の中距離GIを使われていたが、今春にはサウジ、ドバイでダートも経験した。帰国後は帝王賞への挑戦も視野に入れていたが、宝塚記念にまわったため今回が国内ダート初挑戦。父は北米ダートG1・3勝のドレフォンなので、通用しても不思議ではない。

レモンポップ(牡5、美浦・田中博康厩舎)

 前走のドバイゴールデンシャヒーンは10着だったが、国内では11戦8勝、2着3回とほぼパーフェクトな成績。3歳時に一度だけ右回りを経験したが、盛岡とコース形態が似ている東京ダートを好み、今年は根岸SフェブラリーSを連勝した。地方初参戦の点はカギになるが、スピードを存分に生かして押し切りを期待したい。

イグナイター(牡5、兵庫・新子雅司厩舎)

 昨年は黒船賞かきつばた記念と連勝して大きく飛躍。同年秋には南部杯4着、JBCスプリント5着とJpnIの舞台でも健闘し、NARグランプリ年度代表馬に選出された。今年5月にはさきたま杯を人気薄で制して3回目のダートグレード競走制覇。前走の始動戦を2馬身半差で貫禄勝ちした勢いそのままに、兵庫県勢初のJpnI制覇を狙う。

ゴールデンヒーラー(牝5、岩手・佐藤祐司厩舎)

 生え抜き馬として岩手競馬を引っ張り、これまで重賞8勝を挙げている。昨年はトライアルの青藍賞を快勝すると、続く南部杯でも5着に大健闘。岩手所属馬が掲示板に載るのは04年ウツミジョーダン以来、18年ぶりの快挙だった。今年は前々走のフェアリーCを9馬身差、続く青藍賞を7馬身差で制し、昨年以上の勢いで強敵に挑む。

 そのほかにも昨年のJDDを制したノットゥルノ(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)、今年のかしわ記念で2着のタガノビューティー(牡6、栗東・西園正都厩舎)などが出走を予定している。

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