6日、20年に無敗で牝馬三冠を達成した
デアリングタクト(牝6、栗東・
杉山晴紀厩舎)が体部繋靭帯炎を再発し、引退することがわかった。今後は岡田スタッドで繁殖牝馬になる予定で、所属するノルマンディーオーナーズクラブがホームページで発表。SNS上には引退が明らかになると同時に、これまでの活躍をねぎらう声であふれた。
デアリングタクト引退の報が出たのは6日午前10時ごろ。その約1時間後にはX(旧Twitter)のトレンド1位に「
デアリングタクト引退」が上がった。その他トップ10には「繁殖入り」や「体部繋靱帯炎再発」、「JCラストラン」がランクイン。
牝馬三冠達成はコ
ロナ禍の20年だった。ファンからは「ご苦労様。2020年、夢と勇気をありがとう!」、「誰も居ない雨の阪神、晴れの府中。旧スタンド最後に見守られた京都。もう見られない名勝負の晩秋の府中。お疲れ様でした」と、感謝の言葉が投稿された。
また今月末に行われる
秋華賞で、
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が
デアリングタクトに続く牝馬三冠を狙う。「伝説はリバティに受け継がれてゆく」や「全ての希望を引き継いでくれ
リバティアイランド」と、同馬に快挙達成を期待する声も聞かれた。