10月9日の東京3R・2歳未勝利戦(芝1800メートル=9頭立て)は、2番人気の
コガネノソラ(牝、美浦・
菊沢隆徳厩舎、父
ゴールドシップ)が、鮮やかな逃げ切りで初勝利を挙げた。勝ち時計は1分48秒6(稍重)。
まずまずのスタートを決めて、じわっとハナへ。雨が降りしきるなか、前半1000メートル通過1分1秒2のマイペースで運び、直線でもしぶとく二枚腰で粘って2着の
ポッドテオに1馬身半差をつけた。
横山武史騎手は「返し馬でも先頭でいけましたし、いければいこうと思っていました。やっぱり
ゴールドシップ産駒らしく、この馬場をうまくこなしていました。終わった後もケロッとしていたので、上のクラスでも通用する馬だと思います」と、笑顔で振り返った。
菊沢調教師は「新馬の頃は逃げて物見をしていたけど、競馬を使われて理解してきた。こういう馬場も合っていると思っていました。よかったです」と喜びをかみ締めた。
スポーツ報知