京都4Rのメイクデビュー京都(芝1400m)は4番人気バンドシェル(菅原明良騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分22秒7(重)。クビ差の2着に5番人気サリュエ、さらに1馬身1／4差の3着に3番人気ラヴァンダが入った。

　バンドシェルは栗東・西村真幸厩舎の2歳牡馬で、父バンドワゴン、母ハッピーオーキッド(母の父ルーラーシップ)。

レース後のコメント

1着　バンドシェル(菅原明良騎手)
「駐立が良くなく、うまく出せませんでしたが、二の脚でカバーしました。中団で終始手応えが良く、真面目に走っていました。少し動き出しが早すぎましたが、よくしのいでくれました」

(西村真幸調教師)
「出していって力むところがあり、課題はゲートですね。スムーズに行けていれば、もっと楽に勝てたと思います。追い切りで負けた(先着された)ことのない馬ですが、もうひと絞りあってもいいかと思っていました。このあとは1400、1600mあたりでしょうか」

2着　サリュエ(藤岡康太騎手)
「スタートは五分でしたが、緩さがあり、二の脚からスピードに乗っていけませんでした。スピードに乗ってからはしっかりとしたバランスで、しぶとく脚を使ってくれました。チャンスがあると思います」

3着　ラヴァンダ(藤岡佑介騎手)
「初戦としては、かなり高いテンションでレースに向かっていきましたが、ゲートに入る前あたりで落ち着いてくれ、レースは冷静に臨めました。ふわふわして、周りに気を遣う走りでしたが、能力は高い馬で、レースに慣れてくれば、すぐにチャンスがあると思います」

4着　コスモララバイ(和田竜二騎手)
「素軽くて、良い馬です。スタートが良く、やりたい競馬はできました。重い馬場よりも、もっと軽い馬場の方が良さそうです。何でもこなしてくれて、距離もこなせそうです。素直な馬です」

5着　ウッドバイン(田辺裕信騎手)
「まだ若くて、ブレて走っています。これからの馬ですね」

ラジオNIKKEI