「
京都大賞典・G2」(9日、京都)
5番人気の
プラダリアが直線での追い比べを制し、昨年の
青葉賞に続く重賞2勝目を飾った。勝ちタイムは2分25秒3(重)。2着に3番人気の
ボッケリーニ、3着に1番人気の
ディープボンドが続いた。
逃げた
アフリカンゴールドの3番手を確保。直線では内を突いた
ボッケリーニとのたたき合いを制し、外からの
ディープボンドの猛追も封じた。
勝利に導いた池添は「調教の動きがレースに直結するタイプの馬で、今週の調教、返し馬がすごく良かった。状態がいいなと思ったので自信を持って乗りました」と納得の表情。この勝利で
天皇賞・秋(29日・東京)の優先出走権を獲得。「重賞戦線であと一歩のレースが続いていたけど、このメンバーで勝てたことでもう一回、上のメンバーに挑んでいけます」と力を込めた。
弟である池添師の管理馬での重賞勝利は、21年ス
プリングS(
ヴィクティファルス)、22年
青葉賞(
プラダリア)に続き3度目。
提供:デイリースポーツ