◆第36回
マイルチャンピオンシップ南部杯・交流G1(10月9日、盛岡・ダート1600メートル)
第36回
マイルチャンピオンシップ南部杯・Jpn1は9日、全国のトップマイラー14頭(
JRA7、岩手5、他地区2)が、
盛岡競馬場のダート1600メートルを争う。強力メンバーの
JRA勢の争いとなりそうで、中心に推すのは今年の
フェブラリーS・G1を制した
レモンポップ。国内では11戦8勝、2着3回と完全連対を誇っており、10着に敗れたドバイ遠征以来の復帰戦で巻き返しを狙う。
<厩舎コメント>
★桜井助手(
タガノビューティー)「先週から馬が良くなってきて、
かしわ記念と同じくらいの状態にあります。まだ馬は若いですし、気性の荒さがいい方に出ています。盛岡も合うと思う」
★
堀宣行調教師(
カフェファラオ)「8月4日に函館競馬場へ入厩。函館で下地を作ってから美浦に戻し、順調に乗り込んだ。(9月)28日の追い切りでほぼ仕上がったので、5日は併せ馬を誘導して微調整程度。昨年よりも一段階上の仕上げで臨める」
★山崎助手(
レモンポップ)「最終追いはしまいの反応を確認する感じでしたが、いい反応。ここまで予定通りに来られています。環境適応力が高い馬ですし、
フェブラリーSに近いワンターンの左回りマイルなので、条件的にはいいと思います」
★北出成調教師(
レディバグ)「予定通りの調教を積んでいい感じ。前走は右回りでコーナーで外に張るところがあった。舞台はいいと思うので、どこまで食い下がれるか」
★音無秀調教師(
ノットゥルノ)「ユタカくん(
武豊)が『2000メートルは長い』というのでマイルへ。ワンターンなら左回りも克服してくれないか。あとは雨が降って、軽いダートになってほしい」
★
福永敏調教師(
ソリストサンダー)「前走後も順調に来ている。上積みもあるし、中央馬相手にひとつでも上位に来てほしい」
★木村哲調教師(
ジオグリフ)「いい頃に比べると走りの質やトモ(後肢)の感じに物足りなさはあるけど、中間の追い切りではしっかりと動けている。砂質が違うとはいえ、左回りのダート自体はサウジ遠征(サウジC4着)でも対応してくれた」
★佐藤助手(
デンコウリジエール)「間隔が詰まった方がいいタイプ。1か月以上空いたので、追い切りはしっかりとやった。コース替わりはいいと思うが、相手が強いからね」
★新子雅調教師(
イグナイター)「前走後も順調に来ている。追い切りの動きもよく、いい状態で臨める。盛岡のような軽い馬場は合う」
スポーツ報知