現地時間8日、アメリカ・アケダクト競馬場で行われた
ノーブルダムゼルS(3歳上牝・ダ8F)は2頭立てで実施。レースはJ.オルティス騎手騎乗の1番人気
ゲリマンダー(
Gerrymander、牝4、米・C.ブラウン厩舎)が馬なりのままで後続を突き放し、最後は25馬身差という大差を付けて勝利した。勝ちタイムは1分36秒46(良)。
通常はベルモント競馬場の芝マイルで開催されるG3重賞だが、同競馬場の工事にともなって今年はアケダクトでの代替開催。また、レース当日は芝コースが閉鎖となり、ダートコースで行われた。馬場変更の影響もあってか、出走予定だった9頭のうち7頭が出走取消。さらに
グレードもリステッドに格下げされるという、変更事項が相次いだ中でのレースとなった。
なお、アメリカでは著しい降雨等により芝コースでの実施が困難と判断された場合は、ダートコースに切り替えることが一般的。また、馬場状態等を理由として、関係者の意思による出走取消も認められている。