「
秋華賞・G1」(15日、京都)
やすやすと3冠達成を許すつもりはない。
オークス2着馬
ハーパーの最終リハは11日、栗東CWで単走馬なり。全体こそ6F83秒8と目立つ数字ではなかったが、ラスト1Fは11秒6と好タイムをマークした。
騎乗した大江助手は「しなやかな動きでしたし、思っていた以上に、いい反応をしてくれました」と末脚の鋭さを評価。仕上がりに不安はない。
オークスからの直行ローテ。「馬が成長途上だったので、一度しっかり間を取った」。夏場を完全休養に充てたことで、馬体はひと回り大きくなった。現時点でプラス20キロ。輸送で減ったとしても、
パワーアップは間違いない。
手綱を取るルメールも、「春はまだ緩かったから、力をつけて強くなると思う」と成長度に期待する。「もちろん
リバティアイランドは強いけど、2000メートルは
ハーパーにとってピッタリの距離。いい位置を取れるし、乗りやすい。スムーズな競馬ができれば、いいパフォーマンスを発揮してくれると思う」。センスの良さを武器に、タイトルを狙う。
提供:デイリースポーツ