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ネクストスター園田」(12日、園田)
開催5日目の11Rで行われ、1番人気の
マミエミモモタローが3番手から直線で抜け出し、デビューから4戦無敗で重賞3連勝を成し遂げた。コンビを組む
川原正一騎手は自身が保持する
地方競馬重賞最年長勝利記録を64歳6カ月28日に更新した。
今年から新設された2歳重賞の初代王者にふさわしいのは、やはり
マミエミモモタローだった。「ラ
イバルも力をつけてきたが、相手をギリギリまで引きつけて、後ろから差されない騎乗をした川原騎手はさすが」と諏訪貴師。デビューから勝ちっ放しでの戴冠だ。
対戦相手から厳しい包囲網を敷かれたが、
マミエミモモタローは難なく突破した。「他に行きたがる馬がいたので、3番手は予想通り。いつもより手応えが物足りなかったのは、前走から間隔が空いた影響かな。ゴール前で脚が上がった」と川原。それでも3角からスパートすると、
マミエミモモタローの強さだけが際立った。
次の目標は12月31日の
園田ジュニアカップ。勝てば今年の2歳王者だ。「来年の兵庫ダービーまでは園田一本で走る。今後は休養先の坂路で3〜4週間ほど乗り込んで、次走は
ジュニアカップ対策の1700メートル戦」と諏訪貴師。12月初旬のJRA認定
アッパートライ競走での復帰を予定している。
提供:デイリースポーツ