東京11Rの第71回
府中牝馬ステークス(3歳以上GII・牝馬・芝1800m)は1番人気
ディヴィーナ(
M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒1(良)。ハナ差の2着に4番人気
ルージュエヴァイユ、さらにクビ差の3着に10番人気
ライラックが入った。
ディヴィーナは栗東・
友道康夫厩舎の5歳牝馬で、父
モーリス、
母ヴィルシーナ(母の
父ディープインパクト)。通算成績は17戦5勝。
レース後のコメント
1着
ディヴィーナ(
M.デムーロ騎手)
「結構イレ込んでいて気が難しいところはありますが、先頭に立ったら抜け出したので良かったです。直線は長かったですが、バテませんでした。ここ2戦は2着で残念だったので、今日は頑張ろうと思っていました。とても嬉しいです。乗せてもらって感謝しています。この夏には調教師と、距離がもつかなと話をしていました。今日は引っ掛かりましたが、距離はもちそうです」
(
友道康夫調教師)
「レース前に、ペースが遅くなるかもしれないのでリズム良く行かせて下さいとデムーロ騎手が言っていたので、行ってもらいました。最初は2頭で行って引っ掛かり気味でしたが、1頭になってからは折り合いがつきました。
お母さんの
ヴィルシーナも
ヴィクトリアマイルを勝っていますが、この馬も抜かせない勝負根性を見せてくれました。確実に走ってくれる血統で、最近は安定して走ってくれています。デムーロ騎手はここ3回乗ってくれて、すごく手が合っている感じがしましたし、返し馬から折り合いがついていました。オーナーともう一度相談しますが、距離は大丈夫だと思うので、
エリザベス女王杯に行けそうです」
2着
ルージュエヴァイユ(
横山武史騎手)
「残念です。調教では四肢がバラバラでチップが合わないのかと思いましたが、芝の走りは凄く良く、実戦で良さを出す馬です。スタートを上手く切ることができず、後手後手に回りましたが、上手くリカバリーできて最後は本当にもう少しでした」
4着
フィアスプライド(
北村宏司騎手)
「スタートは普通に出ましたが流れが遅く、外枠だったので外をまわる形になるので、切り替えて終いにかける競馬をしました。一瞬捉えられるかという感じはありましたが、ラスト100mで甘くなり、最後詰め切れませんでした。だいぶ復調してきて良い感じでした」
5着
プレサージュリフト(
C.ルメール騎手)
「スタートで不利があり、後ろからになりました。超スローペースで最後は手応えが良かったのですが、最後の直線では前が壁になりました」
6着
アンドヴァラナウト(
鮫島克駿騎手)
「状態は素晴らしく良かったです。ゲートを出てスローだったので、良いところを取れました。流れがスローになったのは想定内で、2番手集団につけて直線では良い手応えでした。横一線というところまでいって止まりました。力があるところを見せてくれましたが、内枠が欲しかったです」
7着
ルージュスティリア(
川田将雅騎手)
「とても良いリズムでレースを運べて、どれだけ伸びるのかという雰囲気でした。伸びなかった理由を探さないといけませんね」
10着
シンリョクカ(
吉田豊騎手)
「キツい競馬でした。外枠でどこかで内に入りたかったです。もっと下げるか2番手につけるか、極端な競馬をすれば良かったかもしれません」
ラジオNIKKEI