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秋華賞・G1」(15日、京都)
リバティアイランドと初対決となる
マスクトディーヴァは前走ローズSをレコード勝ちと勢い十分。
辻野泰之調教師が14日、レース直前の気配を明かした。
◇ ◇
-土曜朝は角馬場から栗東坂路へ移動し、軽めの調整。雰囲気は。
「追い切ってからきのう、きょうと気持ちが前向きで、坂路でスタートした時は、
バランスが少し前に行っていました。ですけど、後半は徐々に体も起きて、
バランスを取れていましたね」
-前走のローズSはレコード決着。
「反動はないですし、そういった心配はありません」
-今回はどんな競馬が理想か。
「スタートを決めて、流れに乗せていく形で。最初のコーナーへスムーズに入ることができるのか、というところが鍵になってくると思います」
-改めてこの馬の強みは。
「オンとオフをはっきりと入れ替えられるところですね」
-キャリア2戦目の
忘れな草賞(7着)では外に張るシーンも。
「当時は経験不足でしたね。まだ、これから改善されていくと思いますが、
バランスはだいぶ良くなってきました」
-京都二千の舞台は。
「癖があり、難しいので、紛れのあるコース形態なのかなと思います。レースまでに岩田騎手としっかり打ち合わせをして臨みたいですね」
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リバティアイランドとは初対戦。
「春はテレビ越しにすごい馬だな、と見ているだけの立場だったので、そういう馬と牝馬3冠の最後に一緒に走れるというのは光栄なこと。彼女の力を出し切って立ち向かってくれればと思います」
提供:デイリースポーツ