「
秋華賞・G1」(15日、京都)
単勝1・1倍の断トツ人気に応え、
リバティアイランドが圧勝。
桜花賞、
オークスに続いてタイトルを手にし、史上7頭目の牝馬3冠に輝いた。
道中は6、7番手。4角手前でロスなく外から先頭集団に並び掛け、アッと言う間に抜き去ると、最後は後続を突き放した。2着には直線で猛然と迫った3番人気
マスクトディーヴァ、3着には2番人気の
ハーパーが入った。勝ちタイムは2分1秒1(稍重)。なお、
リバティアイランドには今年から交付されることになった牝馬3冠褒賞金1億円が与えられる。
大仕事を終えた川田はこの日が38歳の
バースデー。勝負どころを振り返り、「道中をリズム良く来る中で、いい形で進路をつくることができましたので、もう大丈夫だと思いました」と涼しい顔。「これから先の夢は大きく広がると思いますが、まずは3冠を達成したあの子を褒めてあげたい」と相棒をたたえた。
◇歴代牝馬3冠馬
1986年
メジロラモーヌ2003年
スティルインラブ2010年
アパパネ2012年
ジェンティルドンナ2018年
アーモンドアイ2020年
デアリングタクト2023年
リバティアイランド ※3冠最終戦は1976〜95年
エリザベス女王杯、96年以降の
秋華賞が対象
提供:デイリースポーツ