◇G1・
秋華賞(2023年10月15日 京都芝2000メートル)
秋華賞は
リバティアイランド(中内田)が制し、史上7頭目の牝馬3冠を達成した。勝ち時計は2分1秒1。騎乗した川田は、レース後のインタビューで感極まった。
――牝馬3冠となった
「心から感動しています」
――期待も大きかった。レース前の心境は
「そういう馬ですので。それをみなさんに楽しんでいただくためにリバティはいますから。いつも通り競馬を迎えようというところでした」
──中団からのレースだった
「事前にレースプランは作らず、ゲート出てから雰囲気、並び見ながら考えていこうというところで。ほんとにとてもいい内容で走ってくれたと思います」
――外へ持ち出した
「とにかく進路をつくることだけでしたので。スムーズに進路をつくれる形になって、彼女も行く気になりましたので、このまま強気に押し切ってしまおうと選択しました」
――この馬の強さは
「無事に自分の能力さえ発揮すれば同世代では圧倒的なパフォーマンスができる馬ですので。3冠を取ったことで日本の歴史にも名を残すことができましたから、ますます彼女が背負うものは大きくなりましたけど、それにふさわしい馬だと思っています」
――最高の誕生日になった
「ジョッキー生活20年目で競馬の神様がくれた最大のプレゼントだなと思っています」(涙声で)
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秋華賞 桜花賞、
オークスに続く3歳牝馬3冠の最終戦。95年まで最終戦として行われていた
エリザベス女王杯が96年に古馬にも開放されたため、新たな3歳牝馬限定のG1として創設された。
スポニチ