J・G2「第25回
東京ハイジャンプ」が東京9Rで行われ、8番人気の伏兵
マイネルグロンが3連勝で初タイトルを手にした。
青木孝文師(42)も
JRA重賞初勝利となった。
初コンビの名手・石神の手綱でスッと折り合ったグロン。そつのない飛越で道中をクリアした。最後は
ホッコーメヴィウスとの一騎打ちをグンと引き離し、2馬身半差の快勝。石神は「ゲートはそんなに速くないイメージだったけど、五分五分で出てくれた。飛越で大きい失敗もなく、この強いメンバー相手によく頑張ってくれました」と笑顔を見せた。
大勢の関係者に祝福された青木師も感無量の様子。「自分にとって古巣のビッグレッド
ファームの馬で勝てて、少しは恩返しになったのかと思います。馬の様子を見てからになりますが、やるからには一番大きいところを目指したい」と、
中山大障害(12月23日)を視野に入れていた。
マイネルグロン 父
ゴールドシップ 母マイネヌーヴェル(母の
父ブライアンズタイム)18年6月7日生まれ 牡5歳 美浦・青木厩舎所属 馬主・サラブレッドクラブ・ラフィアン 生産者・北海道新冠町のビッグレッド
ファーム 戦績20戦4勝(うち障害9戦4勝、重賞初勝利) 総獲得賞金1億164万4000円(うち障害9080万4000円) 馬名の由来は「冠名+気高い、雄大な(仏)」。
スポニチ