JRAの関東定例記者会見が16日、東京都港区の
JRA本部で行われた。
24年度開催日割が発表され、主な変更点としては、阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事等に伴い、
宝塚記念は京都(芝2200メートル外回り)での施行に。「3歳ダート三冠競走を中心とした2、3歳馬競走の体系整備」に伴い、
ユニコーンSを
東京ダービーの前哨戦に位置づけるため、4月27日(京都ダート1900メートル)に実施時期、施行条件を変更する。
また、24年より導入する夏競馬の暑熱対策の詳細が発表。2回新潟競馬で気温が特に高い時間帯(11時30分頃〜15時10分頃)での競馬を休止する「競走時間帯の拡大」を実施。1Rが9時30分頃、最終12Rが18時30分頃になる予定。準メイン(6R)、メイン(7R)は現行同様の時間帯に行われる。ファンの関心を維持するため、後半(11、12R)に特別競走を1レース編成する。加えて、装鞍所集合時刻を発走時刻の40分前に繰り下げ、パドック周回時間は約5分(3周)に短縮される。
JRAは「人馬の安全を最優先に夏競馬のあり方を検討していきたい」としている。
スポニチ