神戸新聞杯で11着に敗れた
ナイトインロンドン(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)が、
菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)で巻き返しを狙う。
ナイトインロンドンは父
グレーターロンドン、
母ムーンハウリング、母の
父メジロマックイーンの血統。18年の
中京記念を制した父の初年度産駒となる。ここまで6戦3勝。
芝2000mのデビュー戦は12着に大敗したが、続く未勝利は2400mに距離を延ばして2着。その後も2400m以上を使われ、3戦目から未勝利、1勝クラス、
阿寒湖特別と3連勝し、一気に“
菊花賞の惑星”に浮上した。前走の
神戸新聞杯は11着に崩れたが、極端な瞬発力勝負もこたえたか。この一戦で人気を落とすようなら、馬券的に面白い存在となるはずだ。
母の父、そして父の甥にあたる
キセキが
菊花賞を制している血統構成は何とも不気味。春の実績馬を蹴散らしての番狂わせを期待したい。