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【菊花賞】サトノグランツ 逆転戴冠狙う 逆らえぬ神戸新聞杯組 「春に比べてすごくしっかりとした」

デイリースポーツ
  • 2023年10月17日(火) 06時00分
 「菊花賞・G1」(22日、京都)

 皐月賞馬とダービー馬がラスト1冠で相まみえるのは00年以来23年ぶり。2冠を達成するのはソールオリエンスか、それともタスティエーラか-。うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。プッシュするのはこの2頭ではなく、トライアルの神戸新聞杯覇者サトノグランツ。秋G1連取の川田を背に、逆転戴冠を狙う。傾向(過去10年)

 牡馬クラシックの最終章。

 ▼人気      

1番人気〈4・0・2・4〉

2番人気〈1・2・0・7〉

3番人気〈2・1・1・6〉

4番人気〈1・2・1・6〉

5番人気〈1・1・1・7〉

 ▼ステップ    

神戸新聞〈6・5・4・51〉

セントラ〈3・3・1・43〉

ラジオN〈1・0・0・1〉

札幌記念〈0・1・0・2〉

OP競走〈0・0・0・1〉

 準OP〈0・0・0・5〉

 2勝ク〈0・1・5・36〉

 1勝ク〈0・0・0・4〉

 以上が3着以内馬輩出ステップトライアル組が9勝と他路線を圧倒している。

 ▼前走着順    

 1 着〈4・1・7・46〉

 2 着〈3・4・2・14〉

 3 着〈2・4・0・15〉

 勝ち馬9頭が3着以内で、負けても勝ち馬から0秒7差以内。大敗からの一変は難しい。

 ▼前走人気    

1番人気〈6・1・4・29〉

2番人気〈1・2・4・22〉

3番人気〈1・1・1・17〉

4番人気〈0・3・0・15〉

5番人気〈0・1・1・11〉

 勝ち馬8頭が3番人気以内だった。

 ▼所属      

 栗 東〈7・9・8・105〉

 美 浦〈3・1・2・45〉

 阪神開催の近2年で美浦所属馬が連勝も、絶対数では栗東所属馬がリード。

 ▼実績      

 勝ち馬9頭が重賞V経験ありか、神戸新聞杯で3着以内だった。

 ▼決め手     

 勝ち馬8頭が前走でメンバー2位以内の上がりをマークしていた。

 ▼注目馬 唯一、全項目をクリアしたのは神戸新聞杯の覇者サトノグランツ

 友道師「前走後のダメージを心配したけど、それもなくて順調。京都で結果が出ているし、その経験は大きい。下り坂を利用してエンジンが掛かるので、阪神よりもいい。春に比べてすごくしっかりとした」

 〈1週前診断〉栗東CWで6F84秒8-11秒1(馬なり)。内のコルレオニス(2歳未勝利)に2馬身半先着、外のフライライクバード(6歳オープン)と併入した。テンをゆったり入ったため全体時計こそ平凡だが、ラストの伸び脚はシャープ。叩かれて気配は大きく上向いている。

提供:デイリースポーツ

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