「
菊花賞・G1」(22日、京都)
皐月賞馬とダービー馬がラスト1冠で相まみえるのは00年以来23年ぶり。2冠を達成するのは
ソールオリエンスか、それとも
タスティエーラか-。うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。プッシュするのはこの2頭ではなく、
トライアルの
神戸新聞杯覇者
サトノグランツ。秋G1連取の川田を背に、逆転戴冠を狙う。傾向(過去10年)
牡馬クラシックの最終章。
▼人気
1番人気〈4・0・2・4〉
2番人気〈1・2・0・7〉
3番人気〈2・1・1・6〉
4番人気〈1・2・1・6〉
5番人気〈1・1・1・7〉
▼
ステップ 神戸新聞〈6・5・4・51〉
セントラ〈3・3・1・43〉
ラジオN〈1・0・0・1〉
札幌記念〈0・1・0・2〉
OP競走〈0・0・0・1〉
準OP〈0・0・0・5〉
2勝ク〈0・1・5・36〉
1勝ク〈0・0・0・4〉
以上が3着以内馬輩出
ステップ。
トライアル組が9勝と他路線を圧倒している。
▼前走着順
1 着〈4・1・7・46〉
2 着〈3・4・2・14〉
3 着〈2・4・0・15〉
勝ち馬9頭が3着以内で、負けても勝ち馬から0秒7差以内。大敗からの一変は難しい。
▼前走人気
1番人気〈6・1・4・29〉
2番人気〈1・2・4・22〉
3番人気〈1・1・1・17〉
4番人気〈0・3・0・15〉
5番人気〈0・1・1・11〉
勝ち馬8頭が3番人気以内だった。
▼所属
栗 東〈7・9・8・105〉
美 浦〈3・1・2・45〉
阪神開催の近2年で美浦所属馬が連勝も、絶対数では栗東所属馬がリード。
▼実績
勝ち馬9頭が重賞V経験ありか、
神戸新聞杯で3着以内だった。
▼決め手
勝ち馬8頭が前走でメンバー2位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 唯一、全項目をクリアしたのは
神戸新聞杯の覇者
サトノグランツ。
友道師「前走後のダメージを心配したけど、それもなくて順調。京都で結果が出ているし、その経験は大きい。下り坂を利用してエンジンが掛かるので、阪神よりもいい。春に比べてすごくしっかりとした」
〈1週前診断〉栗東CWで6F84秒8-11秒1(馬なり)。内の
コルレオニス(2歳未勝利)に2馬身半先着、外の
フライライクバード(6歳オープン)と併入した。テンをゆったり入ったため全体時計こそ平凡だが、ラストの伸び脚はシャープ。叩かれて気配は大きく上向いている。
提供:デイリースポーツ