サウジアラビアRCは前身のいちょうS時代を含め、これまで多くのスターホースを輩出。重賞に昇格し、現レース名になってからも勝ち馬4頭がその後にG1馬となった。
23年も注目馬の参戦で熱視線が注がれたが、レースを制したのは
ゴンバデカーブースだった。6月の東京芝1600メートルの新馬戦で逃げ切りVを決めた素質馬が、一転して最後方からのごぼう抜きで重賞初V。自在の脚質でポテンシャルの高さを示した。1分33秒4と時計自体は目立つものではないが、有力馬相手に出世レースを勝ち切ったことは評価できる。牡馬1位に浮上した。
牝馬の順位変動はなし。1位
ボンドガールは前記
ゴンバデカーブースに敗れて2着も、強力牡馬相手の結果だけに減点にはならない。
提供:デイリースポーツ