「アイビーＳ」（２１日、東京）

　２１年当歳セレクトセールで４億１０００万円（税抜き）の高値を付けた注目のホウオウプロサンゲ。デビュー戦こそ４着に敗れたが、２戦目の小倉未勝利戦を快勝し、良血馬の片りんを見せた。

　「１回使っても変わったとは思わなかったけど、レースセンスが良かった」と担当の玉井助手は振り返る。一方で「まだ子ども。性格的にうるさいし、馬っ気も出す」と若駒らしさもあるようだ。

　３戦目の舞台は東京芝千八。「傾いて走るので右回りの方が良さそうだけど」と指摘しながらも「変わらず順調だし、伸びしろはあると思うので、強い相手にどこまでやれるか」と期待する。ダービー馬に輝いたドウデュースをはじめ、クロノジェネシス、ソウルスターリングとこの１０年で３頭のＧ１馬を輩出する出世レースで２勝目を狙う。

提供：デイリースポーツ