22日に行われるクラシック3冠最終戦、G1・
菊花賞を前に
ファントムシーフ(牡=西村)に騎乗する
武豊が18日、共同記者会見に臨んだ。
――
神戸新聞杯は3着だった
「馬の方は状態良かったと思うし、レース自体もやりたいレースはできた。勝てなかったのは残念だけど、内容は良かった」
――逃げという新境地だった
「絶対逃げようという感じではなかったけど、ダービーの時もそうだが、スタートがあまり速くないところがあって。できればスタートを決めて先行したいと思っていた。そういうレースができて良かった」
――秋の成長は
「レース前も落ち着いていた。競馬当日は随分、いい雰囲気だった。ゲートの中でも我慢できた」
――ダービーで初コンタクトだった
「もともとポテンシャルの高さを2歳の時から注目されていたし、ダービーでいい馬に乗せてもらったけど、結果で応えることができなかった。秋またチャンスもらったんで、自分としては力が入る」
――競馬で乗っての良さは
「乗り味が凄くいい馬。スタミナもあるのかなという印象がある。そのへんを生かしたい」
――この中間は乗っていない
「ダービーの時、3回乗って馬が仕上がりすぎたかなというのがあって、当日いれこんだりした。そこもあって調教師さんから今回はレースだけでいきましょう、と」
――3000メートル
「折り合いが難しい馬ではない、レースでは気にしなくていい。スタミナもある方だと思う。マイナスになるイメージはない」
――今回も前にいくプランは
「そういうレースができればいいかな。ペースや他の馬にもよるけど、うまくスタートを決めて早めに動けるポジションを取れたらいい」
――相手関係は
「強い馬がみんな出てきた感じだけど、
ファントムシーフも
トップレベルにいる1頭だと思う。馬としても
皐月賞、ダービーと結果残せてないし、僕もダービー乗っていいレースできなかったので、なんとか
菊花賞でという思いは強い」
――淀の3000メートル
「
菊花賞は淀でやりたい気持ちは数年あった。自分としてもいいイメージを持っているレース。今年もチャンスのある1頭で挑めるので楽しみにしている」
――今回で33回目の騎乗となる
「子供の時から見ていて好きなレース。一番最初に勝ったG1が
菊花賞、好きなレースですね」
――ファンへ
「馬の方はいい状態と聞いている。かなりハイレベルなレースになると思うけど、チャンスのある1頭だと思うので、いい結果を出したい」
スポニチ