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【菊花賞】サトノグランツ 折り合い+スタミナ+瞬発力=長距離向き ラスト1冠、父と一緒の勲章を

デイリースポーツ
  • 2023年10月19日(木) 06時00分
 「菊花賞・G1」(22日、京都)

 強者ぞろいのトライアル神戸新聞杯をコースレコードで制したサトノグランツが18日、大一番へ向けて栗東坂路で最終追い。栗東坂路での単走、伸び伸びとしたストライドで躍動感のある動きを見せ、4F52秒7-38秒4-12秒3をマーク。終始馬なりだったが、気合乗りも十分だ。7年前に菊花賞有馬記念を制したサトノダイヤモンドの産駒。偉大な父を追い掛けて、ラスト1冠獲りに挑む。

 ◆友道康夫調教師    

 -追い切りの感触は。

 「予定よりも遅いかなと思ったけれど、思っているよりも時計が速かった。具合は本当にいいと思う。助手も『無理せずにこの時計』と言っていた」

 -前走について。

 「向正面から手応えが怪しくなったが、最後は本当に強い勝ち方をしてくれた」

 -春と比べて馬体重にほとんど変化がない。

 「数字的には変わりはなかったが、ジョッキーも助手も『春に比べてかなりしっかりしてきた』と言っていたし、見た目以上に成長している」

 -舞台は京都芝3000メートル。

 「京都の下り坂を経験している点は大きなアドバンテージになる」

 -改めてこの馬の強みは。

 「折り合いもつくし、スタミナもある。そして前回を見ていると最後の瞬発力もある。3拍子そろっていて、長距離に向いている」

 -父子制覇が懸かる。

 「父のサトノダイヤモンドに比べると、体つきはまだこれから良くなる感じだけど、落ち着いている雰囲気は似ている。今回は皐月賞馬、ダービー馬も出てくる。春は結果を残せなかったけれど、最後の1冠、お父さんと一緒の勲章を」

 <調教診断>最終追いでは馬なりのまま4F52秒7-38秒4-12秒3をマーク。力強く脚を伸ばしながらも、軸がブレない落ち着いた走りを見せており、精神面、肉体面の成長がうかがえる。栗東CWでの1週前の動きも秀逸で、ラスト1F11秒1と鋭く伸びた。折り合いに不安はなく、距離延長はむしろ歓迎。能力が本格化してきている。

提供:デイリースポーツ

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