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富士S・G2」(21日、東京)
チャレンジC連覇など中距離に実績を持つ
ソーヴァリアントが、マイル戦に矛先を向けてきた。鞍上は父
オルフェーヴルの主戦だった池添。2週続けて美浦まで駆けつけ、今週は同Wを単走で6F88秒1-37秒0-11秒8で軽快に駆け抜けた。
先週の追い切りで左にモタれる面を見せたため、今週は左側だけチークピーシーズを着用。その効果は絶大で「一切モタれなし」と鞍上は嬉しそうだ。「手前の変え方もスムーズで、直線はいつでもはじけそうな手応え」と十分な収穫を得た。
初のマイル戦に大竹師は「中距離でも前めのポジションで折り合いをつけながらの
スタイル。(マイルは)競馬しやすいはず」と期待。池添は「どんなレースができるか楽しみ」と声を弾ませる。2000メートルでは速い持ち時計もあり、高速勝負は歓迎。マイル戦線に新風を吹き込むか-。
提供:デイリースポーツ