今週の日曜日は、京都競馬場で
菊花賞(GI・芝3000m)が行われます。
過去10年の1〜3着馬30頭のうち、16頭が
日本ダービー出走経験馬でした。ただし、そのうち半数の8頭はダービー6着以下敗退馬で、そこでの着順を過度に気にする必要はなさそうです。それよりも重視すべきは、秋緒戦の結果でしょう。12頭が前走のGII戦で連対していたのです。わずかな体調の狂いが明暗を分ける長距離GIだけに、前走好走馬を重視すべきかもしれません。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
今秋初GIの
スプリンターズSでは、【注目の穴馬】の
マッドクールが6人気2着に!
そして【残った馬】の3頭でのワン
ツースリー決着となり、馬連は32.6倍、3連単は1万7140円の万馬券になりました。
さらに春のGIでは、【残った馬】(最大6頭)が
宝塚記念(1・10・2人気)、
日本ダービー(4・1・6人気)、
桜花賞(1・6・5人気)、
フェブラリーS(1・3・4人気)でワン
ツースリー決着!
今週のGIもケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走馬体重が500キロ以上(ただし、前走連対馬は除く)
[0-0-0-16]複勝率0%
該当馬:
ダノントルネード、
ファントムシーフ 過去10年では、前走の馬体重が460〜480キロの中型馬が6勝2着4回の好結果を残していた。一方、500キロ以上の大型馬は[2-1-1-31]と期待値は下がる。コーナーを6回まわる長距離戦で、豊かな筋肉量はプラスには働かないのかもしれない。そして好走できた4頭のうち3頭は前走勝利と勢いのある馬で、残る1頭も2着馬だった。前走で3着以下に敗れていた大型馬は、強くは推せない。
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしている。
(21、22年の阪神開催時も含む)
上位人気が予想される
ファントムシーフが消去データに該当しました。
皐月賞3着の実力馬で、前走の
神戸新聞杯でも僅差の3着と好走しています。そしてなにより、
菊花賞5勝の
武豊騎手が継続騎乗するのが最大の魅力です。ただし前走の馬体重は502キロ。名手をもってしても、わずかに前走で連対に届かなかった点がデータ的には減点となります。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。