「
菊花賞・G1」(22日、京都)
23年ぶりに
皐月賞馬とダービー馬の対戦が実現する
菊花賞。クラシック2冠目を狙う
皐月賞馬
ソールオリエンスは20日午後2時5分に決戦の地となる京都競馬場に降り立った。予期せぬ渋滞の影響で到着が1時間ほど遅れたが、落ち着いた様子で滞在馬房へ入った。名畑助手は「予定時刻よりも遅くなりましたが、馬運車内でおとなしくしていて無事クリアできました」と初の長距離輸送を終え、安どの表情を浮かべた。
大舞台に向け、早めの現地入り。同助手は「
フィエールマンを使った時は金曜輸送でしたし、それを踏襲する形で。ジョッキーには返し馬でガス抜きしてほしいと伝えています」と説明した。21日はパドックでのスクーリングを兼ねて、引き運動で最終調整を施す予定だ。
前走
セントライト記念(2着)後はこれまでとは異なり、在厩で調整を進めた。「前走は暑い中でのレースだったので心配していたが、予定していたメニュー通り消化できました。春と違ってよりコントロールが利いている状態で、3000メートルを使う上ではいい変化だと思う」と確かな成長を実感している。
首差2着のダービーからの雪辱戦。「心肺機能が優れており、必ずしまいは伸びてくる。過去携わってきたG1馬と比べても遜色ないところにいる。ここで何とか2つ目を」。タイトル奪取へ力を込めた。
提供:デイリースポーツ