「
富士S・G2」(21日、東京)
1番人気の4歳牝馬
ナミュールが、新コンビのモレイラを背に躍動した。道中は中団で流れに乗り、直線半ばで仕掛けると瞬時に反応。ラスト1F過ぎで先頭に立ち、最後は後方から追い上げた4番人気
レッドモンレーヴの末脚を封じ込めた。
今春はヴィクトリアM(7着)が向正面で、
安田記念(16着)は直線で不利があり、不完全燃焼の競馬が続いていた。その鬱憤(うっぷん)を晴らすような鮮やかな競馬で、22年
チューリップ賞以来となる重賞2勝目をマークした。
提供:デイリースポーツ