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【富士S】重賞初挑戦で2番人気のエターナルタイムは6着 ルメール騎手「きょうは疲れてしまいました」

スポーツ報知
  • 2023年10月21日(土) 17時17分
◆第26回富士S・G2(10月21日、東京・芝1600メートル=良)

 マイルCS(11月19日、京都・芝1600メートル)の前哨戦となるG2(1着馬に優先出走権)は12頭立てで行われ、ジョアン・モレイラ騎手が手綱を執った1番人気のナミュール(牝4歳、栗東・高野友和厩舎、父ハービンジャー)が、昨年のチューリップ賞以来となる重賞2勝目を挙げた。

 初コンビのモレイラ騎手はこの日が今年2度目の短期免許による騎乗初日だったが、いきなりセントライト記念レーベンスティールに続く重賞勝ち。10月22日の菊花賞では、ダービー馬のタスティエーラに騎乗する。

 勝ち時計は1分31秒4。2着に4番人気のレッドモンレーヴ(横山和生騎手)、3着には6番人気のソーヴァリアント(池添謙一騎手)が続いた。

 岩田望来騎手(イルーシヴパンサー=4着)「いつもと違う形の競馬になったが、思った以上に踏ん張ってくれた。年齢を重ねて、前より切れ味は見られなくなったけど、こういう競馬が次につながると思う」

 田辺裕信騎手(マテンロウオリオン=5着)「今日は流れに乗れたし、直線も追い出しを待つ余裕があったけど、4歳になって走り方が違う感じになってきたのか、前が開いてからスッと反応できなくなってきた。今後は違う条件でもいいのかもしれない」

 クリストフ・ルメール騎手(エターナルタイム=6着)「休み明けで1600メートルだったぶん、きょうは疲れてしまいました。馬は重賞レベルだと思います」

 ミルコ・デムーロ騎手(ステラヴェローチェ=7着)「外枠(8枠12番)もあって馬がすごく一生懸命に走り、リラックスしていなかった。直線を向いてフワーッとして脚がジリジリになったけど、一回使ったら変わってくると思う」

 大野拓弥騎手(タイムトゥヘヴン=8着)「間隔を空けてフレッシュな感じだったし、勝ち馬を見ながら直線半ばまで手応えも良かった。最後は休み明けと、時計の速いレースで甘くなったが、久々にこの馬らしい覇気が感じられました」

 坂井瑠星騎手(ユニコーンライオン=9着)「いつもとペースが違うので、なかなか脚がたまらなかったですが、最後まで諦めず頑張ってくれました」

 戸崎圭太騎手(ジャスティンスカイ=10着)「位置取りはイメージ通りでうまくいったと思ったが、最後は止まってしまいました。本来の走りができていない感じがします」

 安田隆行調教師(ダノンタッチダウン=11着)「カーッとしてしまいました。仕方ないですね。これがいいガス抜きになってくれれば」

スポーツ報知

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