英G1チャンピオンSが21日(日本時間同日深夜)、ロンドン郊外の
アスコット競馬場(芝1990メートル)で8頭立てで行われ、ランフランコ・デットーリ(52=イ
タリア)騎乗の
キングオブスティール(牡3=英ヴェリアン)が鮮やかな追い込みを決めて快勝。今年の英ダービー2着馬を、初コンビで見事にG1初優勝へと導いた。
デットーリは先日、今年限りでの引退プランを撤回し、来年は米国を拠点に現役を続行することを表明したが、欧州所属の騎手として
アスコット競馬場で騎乗するのはこれが最後。ラストランをG1制覇で締めくくり、レジェンドここにありを自らの手綱で証明して見せた。デットーリは現地
メディアの取材に「本当に正気の沙汰ではない。なんて日だ!
アスコットの最後の騎乗でチャンピオンSを勝ったんだ」と喜びを爆発させた。
スポニチ