22日、京都競馬場で行われた第84回
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、一旦ハナに立つも2周目で4番手まで下げた
C.ルメール騎手騎乗の4番人気
ドゥレッツァ(牡3、美浦・
尾関知人厩舎)が、直線で再び先頭に立って後続を突き放し、最後は2番人気のダービー馬
タスティエーラ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分03秒1(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に1番人気
ソールオリエンス(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)が入った。なお、3番人気
サトノグランツ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)は10着に終わった。
勝った
ドゥレッツァは、父
ドゥラメンテ、
母モアザンセイクリッド、
その父More Than Readyという血統。未勝利戦、
山吹賞、
ホンコンJCT、
日本海Sに続く5連勝でクラシック最後の1冠を手にした。重賞初挑戦での
菊花賞制覇は1990年の
メジロマックイーン以来。
ドゥラメンテ産駒は先週の
秋華賞(
リバティアイランド)に続くGI連勝となった。
【
菊花賞】イギリスのセントレジャーに範をとり、1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬競走」として創設された重賞。48年より現在の名称となった。
皐月賞と
日本ダービーに続く3歳クラシック三冠の最終関門。「最も強い馬が勝つ」と言われており、3000mの距離を乗り切るスピードとスタミナが要求される。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ドゥレッツァ(牡3)
騎手:
C.ルメール厩舎:美浦・
尾関知人父:
ドゥラメンテ母:モアザンセイクリッド母父:More Than Ready馬主:キャロット
ファーム
生産者:ノーザン
ファーム
【全着順】
1着
ドゥレッツァ 4人気
2着
タスティエーラ 2人気
3着
ソールオリエンス 1人気
4着
リビアングラス 9人気
5着
サヴォーナ 7人気
6着
ハーツコンチェルト 5人気
7着
マイネルラウレア 11人気
8着
ナイトインロンドン 12人気
9着
ファントムシーフ 6人気
10着
サトノグランツ 3人気
11着
ショウナンバシット 15人気
12着
シーズンリッチ 16人気
13着
ウインオーディン 13人気
14着
トップナイフ 8人気
15着
ノッキングポイント 10人気
16着
ダノントルネード 14人気
17着
パクスオトマニカ 17人気
<
菊花賞ダイジェスト>
※
スーパープレミアムコースでは全レースのフル映像のほか、各場毎のダイジェスト映像をご視聴いただけます