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【菊花賞】皐月賞馬ソールオリエンスは3着までが精いっぱい 横山武史騎手「ベストはもう少し短い距離ですね」

スポーツ報知
  • 2023年10月22日(日) 17時00分
◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル、良)

 3歳3冠レース最終戦は17頭立てで行われ、単勝4番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のドゥレッツァ(牡、美浦・尾関知人厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。G1初制覇となった。同馬は重賞初挑戦。1984年のグレード制導入後、前走で条件戦を走っていた馬の勝利は2009年のスリーロールス以来、5回目となった。重賞初挑戦での勝利は1990年のメジロマックイーン以来の快挙。ルメール騎手は2016年(サトノダイヤモンド)、2018年(フィエールマン)に続く勝利で、歴代2位に並んだ。また、今年の3冠レースは関東馬が全勝となり、これは1987年以来、36年ぶりのことだった。

 勝ち時計は3分3秒1。2着は2番人気のタスティエーラ(モレイラ騎手)、3着は1番人気のソールオリエンス(横山武騎手)だった。

 横山武史騎手(ソールオリエンス=3着)「やりたい競馬はできました。賢い馬で折り合いもつきましたし、3〜4角でタスティエーラを封じ込められました。4角の手応えも良く勝つ勢いでしたが、いつもの爆発力が見られなかったのは距離かなと思います。こなせなくはないですが、ベストはもう少し短い距離ですね。前走と違って、全部の力を発揮できたし、馬はよく頑張ってくれました」

スポーツ報知

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