◇G1・菊花賞(2023年10月22日　京都芝3000メートル)

　3年ぶりに京都に戻ってきた3冠最終戦「菊花賞」は、4番人気ドゥレッツァ(牡＝尾関)が制し、5連勝でG1初制覇を飾った。勝ち時計は3分3秒1。

　1番人気の皐月賞馬ソールオリエンス(牡＝手塚)は3着だった。

　騎乗した横山武は「やりたい競馬はできましたし、馬の能力は全部発揮してくれました。賢い馬で、折り合いもつきましたね。(2周目)4コーナーの手応えも良く、勝つ勢いで回ってこられました。こなせない距離ではないけど爆発力がなかったので、ベストはもう少し短い距離なのかなと思います」と振り返った。

　▼菊花賞　1938年創設。出走は3歳の牡馬と牝馬に限られる。クラシック3冠最終戦。「皐月賞は最も速い馬、ダービーは最も運がある馬、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われる。

スポニチ