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【菊花賞】新潟記念勝ちのノッキングポイントは完敗の15着 北村宏司騎手「精神面や体の使い方はすごく進歩がありました」

スポーツ報知
  • 2023年10月22日(日) 17時43分
◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル、良)

 3歳3冠レース最終戦は17頭立てで行われ、単勝4番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のドゥレッツァ(牡、美浦・尾関知人厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。G1初制覇となった。同馬は重賞初挑戦。1984年のグレード制導入後、前走で条件戦を走っていた馬の勝利は2009年のスリーロールス以来、5回目となった。重賞初挑戦での勝利は1990年のメジロマックイーン以来の快挙。ルメール騎手は2016年(サトノダイヤモンド)、2018年(フィエールマン)に続く勝利で、歴代2位に並んだ。また、今年の3冠レースは関東馬が全勝となり、これは1987年以来、36年ぶりのことだった。

 勝ち時計は3分3秒1。2着は2番人気のタスティエーラ(モレイラ騎手)、3着は1番人気のソールオリエンス(横山武騎手)だった。

 ミルコ・デムーロ騎手(ショウナンバシット=11着)「すごく良かったですが、一番大事な勝負どころで(馬が)集まって、いい反応をしてくれませんでした。直線に向いてからジリっぽくなりました」

 角田大河騎手(シーズンリッチ=12着)「返し馬の雰囲気は前回より落ち着いていました。あれだけの手応えで回ってきているので、本質的に距離が長かったのかも知れません」

 三浦皇成騎手(ウインオーディン=13着)「2回の下り坂があるので、折り合い重視で運びました。前回より力んで走っていました。3コーナーから内も混雑していたので伸び伸び走らせましたが、外を回ったぶん甘くなりました。中距離で折り合いがつけば、もっと脚は使えます」

 昆貢調教師(トップナイフ=14着)「仕方ないですね。スタートする時に膝蓋(しつがい)が外れて、ゲートが出られなくなっていました。(通常は)動き出すとはまるのですが。手術で治るものなので、立て直します。競馬は上手に乗ってくれました」

 北村宏司騎手(ノッキングポイント=15着)「いいリズムでゲートまで行けたし、うまく出せました。少し力んでいましたが、この距離でも淡々と運べました。2コーナーから馬群が広がって外を選ぶこともできたかも知れませんが、そういう場面がつくれませんでした。ただ、精神面や体の使い方に関しては、すごく進歩がありました」

 西村淳也騎手(ダノントルネード=16着)「すごくいいスタートでした。ずっといいポジションで運べて、やりたい競馬はできました。いい経験になりました」

 田辺裕信騎手(パクスオトマニカ=17着)「途中まではリズムが良かったですし、やはり芝馬ですね。勝った馬はエンジンが違いました。褒めるしかないです」

スポーツ報知

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