「
天皇賞(秋)・G1」(29日、東京)
国内外でG1・4連勝中の
イクイノックスが堂々と主役を務める。レーティング世界1位の脚力はさらに磨きが掛かり、1週前は美浦Wで6F78秒9-37秒4-11秒8の一番時計&自己ベストを計時。騎乗したルメールは「バッチリ。冷静に走っていたし、乗りやすくなっていた。
宝塚記念の前よりもいいね」と満面の笑み。史上3頭目の連覇へ向けて、視界は良好だ。
再戦に注目が集まるのは同世代のダービー馬
ドウデュース。3度目の直接対決へ向けて、栗東CWで6F81秒1-36秒2-11秒2の猛時計。3頭併せで豪快に最先着を果たした。
武豊は「相変わらずいい動き。軽く
ゴーサインを出しただけで反応してくれた」と満足げ。歴代最多の天皇賞14勝を誇る名手とのコンビでVを目指す。
昨年の2冠牝馬
スターズオンアースもV候補。近況は惜敗続きでも、世代
トップレベルの実力は誰もが認めるところ。M・デムーロとの新コンビが見ものだ。史上6頭目の春秋制覇に挑む
ジャスティンパレスも、横山武を背に栗東CWで息の合った動きを披露した。
他にも
大阪杯でG1初制覇を果たした
ジャックドールや、
札幌記念を圧勝した
プログノーシス、堀厩舎の
ダノンベルーガ&
ヒシイグアスなど豪華メンバーがそろった。
提供:デイリースポーツ