現地時間29日、フランス・パリロンシャン競馬場で行われたロワイヤル
オーク賞(3歳上・仏G1・芝3100m)は、ハナを切ったM.ギュイヨン騎手騎乗の1番人気ダブルメジャー(
Double Major、セ3、仏・C.フェルラン厩舎)が直線で力強く抜け出し、後続に7馬身半差をつけて圧勝した。勝ちタイムは3分35秒89(不良)。
勝ったダブルメジャーは
父ダイワメジャー、
母ダンスクエスト、母の
父Dansiliという血統の愛国産馬。前走は
凱旋門賞の前日に行われたショードネイ賞(仏G2)に出走し、デビュー8戦目で待望の重賞初制覇を飾っていた。
ダイオライト記念(ダ2400m)を勝った
ノーヴァレンダなど、地方ダートや障害では長距離重賞を勝った馬もいるが、
ダイワメジャーの産駒は全体的に短距離指向。
JRAの平地重賞勝利も1800mが最長だったが、異国の地で産駒初の長距離G1タイトルをつかんだ。