無傷4連勝中の
セラフィックコール(牡3、栗東・
寺島良厩舎)が、
みやこステークス(3歳上・GIII・ダ1800m)で重賞初制覇に挑む。
セラフィックコールは
父ヘニーヒューズ、
母シャンドランジュ、母の
父マンハッタンカフェの血統。祖母は名繁殖牝馬として名高い
ハルーワソングで、
ヴィルシーナ、
シュヴァルグラン、
ヴィブロスはいとこにあたる。
ここまで4戦4勝。今年2月のデビュー戦を8馬身差で圧勝すると、続く1勝クラス、2勝クラスの八王子特別と連勝。休み明けとなった前走の3勝クラス・
JRAアニバーサリーSも後方から長く脚を使って、3馬身半差の完勝だった。同レース3着の
オーロイプラータは
ジャパンダートダービーの5着馬、かつ次走で勝っているので、メンバーレベルも決して低くなかった。
過去4戦、全てで出遅れている点が課題だが上がり3Fは常に最速。初の重賞でも、得意の大逆転を見せてくれるのか。名牝系から砂の大物が誕生することを期待したい。