29日の東京5Rの新馬戦後に騎乗馬に蹴られ、右足を負傷した
武豊が31日、自身の公式サイトで現状を報告した。
「治療とリハビリを頑張ります」と題し、「お騒がせしております。天皇賞当日のケガは、太ももの筋挫傷。レース後の脱鞍作業には常に最大限の注意を払っているつもりでしたから、鋭いキックをまともに受けたのは初めてのことです」とつづった。
「仕事中のアク
シデントですから、長いこと騎手をやっていたらこういうこともあります。馬だって初めての競馬を経験して、怖い思いもしてきたのでしょう。彼らは危険を感じたときには走るか蹴るかの二択ですから、これは蹴られたボクが悪い。でも、この程度で済んだのが不幸中の幸いというヤツ。もう少し下に当たっていたら膝が砕けていたかもしれません。今はいい方に考えています」と前向きにとらえた。
今週騎乗予定だった11月3日のJBC3鞍、
オーストラリアの高額賞金レース「
ゴールデンイーグル」の
オオバンブルマイはそれぞれ乗り替わりが発表された。
「今週と来週の騎乗は控えることにしました。週末は大井のJBCと、
オーストラリアでの騎乗(ザ・
ゴールデンイーグル=
オオバンブルマイ騎乗)を楽しみにしていましたが、すでにキャンセルさせてもらいました。再来週の
マイルCSの週には戻ってこれるように、治療とリハビリを頑張ります」と報告した。
また、
天皇賞・秋で自身が乗れずに7着だった
ドウデュース(牡4=友道)は、コンビ復活で
ジャパンカップを見据える。「それにしても、
イクイノックスは強かったですね。そして、あの凄い時計。驚きましたが、挑戦の気持ちを持って次の対戦を心待ちにしています」と結んだ。
スポニチ