29日の東京競馬で騎乗馬に蹴られて負傷した
武豊騎手(54)=栗東・フリー=が31日、自身の公式サイトを更新し、負傷が太ももの筋挫傷であることを明かした。
公式サイトの日記・コラムを「治療とリハビリを頑張ります」のタイトルで更新。「お騒がせしております」と切り出すと、「天皇賞当日のケガは、太ももの筋挫傷。レース後の脱鞍作業には常に最大限の注意を払っているつもりでしたから、鋭いキックをまともに受けたのは初めてのことです」と報告した。
負傷については「仕事中のアク
シデントですから、長いこと騎手をやっていたらこういうこともあります」と受け止める。「馬だって初めての競馬を経験して、怖い思いもしてきたのでしょう。彼らは危険を感じたときには走るか蹴るかの二択ですから、これは蹴られたボクが悪い。でも、この程度で済んだのが不幸中の幸いというヤツ。もう少し下に当たっていたら膝が砕けていたかもしれません。今はいい方に考えています」と心境明かした。
騎乗予定だったJBC(11月3日・大井)の3競走と
オーストラリアのザ・
ゴールデンイーグル(11月4日・ローズヒルガーデンズ)は乗り代わりが発表された。マイルCS(11月19日・京都)の行われる再来週の復帰を目指して「治療とリハビリを頑張ります」と誓った。
なお、負傷により
天皇賞・秋で騎乗することができなかった
ドウデュース(牡4歳、栗東・友道)の次走は、
武豊騎乗で
ジャパンC(11月26日・東京)を予定していることを同日、友道師が明かしている。
提供:デイリースポーツ