「ファンタジーS・G3」(4日、京都)
小倉2歳Sを3番手から粘り込み、3着に入った
キャンシーエンゼル。前半3Fが33秒3でも難なく先行したスピードは、ここでも脅威の存在になる。
鈴木孝師は重賞初挑戦の前走を前向きに捉える。「先行馬には厳しい流れでした。外差し(有利)の展開での3着でしたし、悲観する内容ではなかった。力は示したと思う」と振り返った。
この中間は放牧を挟み、10月25日の栗東CWでは松山を背に長めから一杯に追われ、6F83秒2-38秒4-12秒0をマーク。「暑い中を小倉に遠征したのでリフレッシュさせました。夏場よりも元気はいいですよ」と指揮官は上々の仕上がりを強調した。
前走から1F距離を延長する。「スピードタイプ過ぎるので、うまくコントロールできればこの距離でも」。まずは牝馬同士のここを押し切って、さらなる上のステージへつなげたい。
提供:デイリースポーツ