「
アルゼンチン共和国杯・G2」(5日、東京)
昨年の2着馬
ハーツイストワールは
ジャパンC11着以来11カ月半ぶりの実戦。1日の最終追い切りは
マイモーメント(3歳1勝クラス)を内に見て、力強いピッチで美浦坂路を登坂した。4F53秒5、ラスト1Fは馬なりで12秒5をマークして半馬身先着した。
国枝師は「脚部不安で長い休養になったが、休み明けとしては良い感じだと思う」と及第点を与えた。状態についても「体は太くないし、息も大丈夫」と説明する。
ただ、昨年は
札幌日経オープンを勝った勢いでの参戦だったのに対し、今年は休養明け。臨戦過程には大きな違いがある。指揮官は「競馬に行ってどこまでかな」と若干気掛かりな様子。「1回使ってからの方が良いかも」と慎重な姿勢も見せた。実績は上位だけに実戦勘が鍵を握る。
提供:デイリースポーツ