◆ギャンブルルーム(2日・吉田)

　札幌2歳S3着のギャンブルルーム(牡2歳、栗東・大久保)が復帰戦へ向けて、栗東坂路で4F52秒8-12秒2(馬なり)の初時計をマーク。年長馬をあおり、気性の成長を感じさせる内容だった。復帰戦が楽しみ。

◆キーチパルフェ(2日・浜口)

　2週続けて栗東CWで併せ馬を行ったキーチパルフェ(牡2歳、栗東・高柳大、父ドゥラメンテ、母スプリングサンダー)。劣勢の手応えだった先週から一転、この日は力強い伸びを見せて僚馬のエナジーポコアポコ(3歳2勝クラス)に半馬身ほどの先着を果たした。フットワークの切れ味がグンとアップし、時計も6F81秒8-11秒6とデビュー前としては上々なレベル。楽しみな一頭だ。

◆ウェットシーズン(2日・石渡)

　夏に入厩した後、放牧へ出されていたウェットシーズン(牡2歳、美浦・田中博、父メンデルスゾーン、母シーズンメイカー)が美浦へ帰厩。本日、坂路を軽めのキャンターで登坂。常に前に馬を置き、キックバックを我慢させる意図を持っての調整だったが、力感十分のフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆サトノギフテッド(2日・安里)

　22年セレクトセールで1億1500万円(税抜き)で落札されたサトノギフテッド(牡2歳、栗東・池江、父サトノダイヤモンド、母ウィキッドリーパーフェクト)。「大型馬でも素軽さがあって走りそうな雰囲気がある。先々まで楽しみな馬」と兼武助手は素質の良さを感じている。18日東京の新馬戦(芝2000m)をモレイラ騎手でデビュー予定。

◆クイーンズウォーク(2日・竹村)

　クイーンズウォーク(牝2歳、栗東・中内田、父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。長めからしっかりと追ったのは今回が初めてだが、ラストまでしっかりとストライドを伸ばして上がり3F37秒1-11秒2の好ラップをマーク。着実に調教ピッチは上がっている。半兄が朝日杯FSを勝ったグレナディアガーズで、血統的にも先々まで楽しみな一頭。今後の成長を見守りたい。

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提供：デイリースポーツ