◆オーキッドロマンス・バロン(2日・常木)

　土曜の東西2歳重賞に、それぞれ管理馬を送り込む手塚師。東京11R・京王杯2歳S(芝1400m)は連勝中のオーキッドロマンス(牡2歳)が参戦。師は「ケイコの動きは地味でも、中身はしっかりしてきた。速い時計への対応が鍵だが、初戦の東京の内容も悪くなかったし、ここも期待したい」と意気込む。京都11R・ファンタジーS(芝1400m)のバロン(牝2歳)は「平たんの1400mはベストの条件。能力差はないと思っているし、うまく脚をためて運べれば面白い」と一発を狙っていた。

◆ピュアキアン(2日・文元)

　初戦は鮮やかな逃げ切り勝ちを収めたピュアキアン(牡2歳、美浦・竹内)。「期待通りの走りをしてくれた」と師も納得の表情を浮かべる。日曜京都9R・もちの木賞(ダート1800m)に出走するが、「まだ緩さは残るものの、デビュー前より確実にレベルアップしている。昇級のここも楽しみ」と期待は大きい。

◆ミルテンベルク(2日・赤木)

　土曜東京11R・京王杯2歳S(芝1400m)に出走するミルテンベルク(牡2歳、栗東・武英)。「前進気勢が強いのでペースが鍵になりそうだけど、距離自体は問題ないと思います。気のいいタイプで仕上げやすいし、相変わらず動きもいいですから」と師。頭差の2着に敗れた小倉2歳Sの悔しさをここで晴らせるか-。

◆ジャスパーロブスト(2日・紺谷)

　日曜京都9R・もちの木賞(ダート1800m)に出走するジャスパーロブスト(牡2歳、栗東・森秀)が栗東坂路で単走追い。しっかりとした脚取りで力強く駆け上がってきた。いい状態をキープしている。

◆ドンアミティエ(2日・堀尾)

　土曜京都10R・貴船S(ダート1200m)に出走するドンアミティエ(牡3歳、栗東・今野)は、7月以来の復帰戦。「かなり体重が増えています。もともと数字の割には細手に映るタイプなので、一気に増え過ぎかなとも思うけど、未勝利を勝った時もプラス22キロでしたから。いい方に捉えたいですね」と師。3連勝でオープン入りを狙う。

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提供：デイリースポーツ