20年の
凱旋門賞を制した
ソットサスの全弟となる
シンエンペラー(牡2、栗東・
矢作芳人厩舎)が、土曜東京5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
シンエンペラーは父
Siyouni、
母Starlet's Sister、母の
父Galileoの血統。全兄の
ソットサスは19年の仏ダービー、20年のガネー賞、
凱旋門賞とG1を3勝。半姉の
シスターチャーリーも18年のBCフィリー&メアターフなどG1を7勝している。馬主は藤田晋氏。22年のアルカナ・
ドーヴィル1歳セールにて210万ユーロ、日本円にして約3億円で落札された。
10月18日のCWコースでは6F81.1-1F11.8、29日の坂路では4F55.8-1F11.7の好時計をマーク。血統と落札価格に見合う動きを見せている。注目の初陣でもさすが3億円馬という走りを期待できそうだ。